気が付けば前回からかなり間が開いてしまいましたが、先日久しぶりに空港から歩いてみました。
今回は、どこかにマイルで出雲行きが当たったので、島根県の出雲空港から最寄り駅まで歩きます。
出雲空港がある宍道湖のほとりには、北に一畑電車、南にJR山陰本線が走っているのですが、地図を見る限り、最寄りはJR荘原駅ということになりそうです。
ということで、JR荘原駅まで途中「道の駅湯の川」を経由して4キロ弱の道のりを歩きました。天候はあいにくの雨模様だったのですが、果たしてどんな道程になったでしょうか。
以前歩いた記事はこちらから。
写真で振り返る
空港に到着すると、外は雨脚が強かったため、様子見を兼ねて空港内のテナントで食事をしました。
▲食事といっても半端な時間だったため、甘味をいただくことに。出雲地方はぜんざい発祥の地ということで、空港でも食すことができます。
時間を潰した甲斐もあり、雨は小降りになりました。このタイミングを逃さず出発です。
▲空港ターミナルビルは1993年完成ですが、古さは感じません。ちょうど羽田第1ターミナルと同時期の建物で、バブル時代の遺物といった感じでしょうか。
▲愛称の出雲縁結び空港がデカデカと掲げられています。これは出雲大社が縁結びの神様であることが由来です。
▲ターミナルビルを出ると右にカーブをして滑走路沿いに出ます。
▲乗ってきたJALの737が水煙を上げて羽田へと飛び立っていきました。
▲滑走路沿いの道は広くてとても歩きやすいです。
▲沿道に無花果(イチジク)が実を付けていました。出雲市西部にある多伎地区では特産品となっています。
▲空港名物のレンタカー屋のところを左折します。
▲滑走路エンドの脇道を歩きます。
▲突き当りのT字路を右へ。この先空港敷地を外れると田畑と住宅の脇を歩くことになります。
▲しばらく直進したのち、この自販機のある交差点を左折します。
▲遠くに大きな商業施設(PLANT斐川店)が見えてきます。さらに左端には目指す道の駅の三角屋根も見えます。
▲新建川を渡ると、国道に突き当たります。
▲右折して国道沿いに出ると、すぐに湯の川温泉の大きな看板が現れます。
▲ほどなくして道の駅湯の川に到着しました。ここまで来れば荘原駅はすぐそこです。
▲道の駅には物販のほか、レストランや24時間使用可能なトイレ、湯の川温泉の足湯などがあります。列車まで時間がある場合はここで時間調整するのがおすすめです。
なお、この辺りの斐川地区は特産品としてトマトや出西生姜などがあり、ハートの形をした「ひかわご縁バーガー」にもトマトと出西生姜ソースが使われています。
▲道の駅の脇道を歩きます。
▲右手に荘原駅の駅舎と跨線橋が見えてきました。
▲そして荘原駅到着です。最近新しくなったきれいな駅舎です。
ルート
今回歩いたルートはこちら。ほぼ平坦で国道以外は交通量も少ないです。
歩行距離:約3.8km
所要時間:約45分
難易度:★★(EASY)
※難易度は私の独断による5段階評価です。真夏や積雪期はこの限りではありません。
節約した交通費
お金を節約することがこの旅の目的ではありませんが、空港連絡バスを利用するのと比較してどれだけ安くなったか調べてみました。
今回は出雲市方面に出たので、空港から直行バスを利用すると出雲市駅まで720円に対し、JRで荘原から出雲市までは240円でした。差額480円の節約です。
もし、松江方面に出る場合は、空港から直行バスで松江駅まで1050円に対し、JRで荘原から松江までは420円となり、差額630円の節約となります。
感想
今回で5か所目になりますが、過去4回と比較して一番難易度が低いのではなかったかと思います。
その理由として、距離が大したことなく、ほぼ平坦で坂がないということと、交通量が少なく歩きやすかったということがあります。
途中PLANTと道の駅に寄ることはできますが、それ以外にコンビニや商店は見当たりませんでした。景色はやや単調ですが、ほどなく着いてしまうのであまり気にならないと思います。
雨も小降りになってくれたおかげで、却って日差しがあるより気温が下がって楽だったかもしれません。真夏は日影がなく猛暑との戦いになりますし、冬期は積雪のため、おすすめできないです。
なお、荘原駅の隣にある宍道駅と、一畑電車の雲州平田駅も距離は長くなりますが、この地形であればそれほど大変ではなさそうなので、機会があれば歩いてみたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。