
今年はキャッシュレス元年だそうで、様々な決済方法が巷に溢れています。
それに消費増税と同時にキャッシュレス・ポイント還元事業という、とてつもなく分かりにくい制度が期間限定で始まっています。(この制度については今回触れません)
どのキャッシュレス決済がお得とは一概には言えないので、もっとシンプルに、マイラー視点でマイルを貯めるにはどうするのがおすすめか、ということを今回のテーマにしたいと思います。
基本はクレジットカード
店頭での買い物でマイルを貯める方法と言えば、基本はマイルが貯めるクレジットカードで決済することです。
JALカード、ANAカードのような航空会社のマイルが直接貯めるカードでもいいですし、各カードのポイントからマイルに移行するのでも構いません。
要は、メインカードとして、一番効率よくマイルが貯まるカードを使うことが大事です。
一番大きな変化とは?
これまでもスーパーやコンビニでは、クレジットカードや電子マネーなど、多彩なキャッシュレス決済方法が使えました。そこにQRコード決済が追加されても大した変化ではありません。
次に、今までは現金しか使えなかったお店にQRコード決済が導入されたケースを考えます。
現在国内でサービスが開始されているQRコード決済は、PayPay、LINEPay、メルペイ、d払いなど全部で20以上もあるのですが、そのうち、いくつかは登録したクレジットカードから支払いができる仕組みになっています。
ということはマイルが貯まるクレジットカードを登録しておけばQRコード決済でもマイルが貯まります。
つまり、QRコード決済が導入されて、今まで現金のみ(=マイルを貯められない)のお店で、マイルが貯まるようになった、ということがマイラーにとっての大きな変化なのです。
QRコード決済のサービス会社の一部は店舗側の負担コストをゼロにするキャンペーンを行って、利用店舗を増やしていますので、今後もマイルが貯まるお店は増加していくでしょう。
QRコード決済の選択
次に、クレジットカード払いができるQRコード決済を以下に挙げます。
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- Origami Pay
これらのQRコード決済ならマイルが貯められるという訳です。
他にも対応しているサービスがあるかもしれませんが、マイナーなものは割愛させていただきます。
なお、登録できるクレジットカードの国際ブランドのうち、VISA、Masterは上記4つのサービスすべて対応していますが、JCBやアメックス、ダイナースに対応しているのは今のところd払いのみです。
どれを使うかは、よく使うお店に導入されているかや、アプリの使いやすさ、などで各自判断するのがいいと思います。もちろん複数のアプリを入れて使い分けても構いません。
QRコード決済は煩わしい?
QRコード決済を既に使われた経験のある方は、レジ前でスマホでアプリを起動したり、読み取ったりする手間が煩わしいと思われる方もいらっしゃると思います。
スーパーやコンビニのように決済手段が多いお店では、無理してQRコード決済を使う必要はないと思います。
マイルを貯めたければ、クレジットカードで決済すればOKですし、一番手間なく済ませたいのならおサイフケータイや電子マネーでピッとかざすのが一番です。
でも現金かQRコード決済の2択しかないお店では、財布からお金を出し、お釣りを受け取るという所作と、アプリを起動しQRコードを読み取ることはたいして違わないのではないでしょうか。
まとめ
キャッシュレス決済でマイルを貯めるには、基本はマイルが貯まるクレジットカードで、次にクレジットカードが登録できるQRコード決済を使う、ということです。
QRコードアプリを入れて、時々近くのお店を検索してみると、使えるお店が急速に増えていることを実感できます。そして、導入されているお店を意識して使っていけば、1年で貯まるマイルはかなり違ってくると思います。
ということは、お店の立場で考えると、マイルを貯めようとしているお客さんを獲得できるという点で、QRコード決済を導入するメリットがありそうですね。次回はこの視点からも記事を書きたいと思います。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。