【空港から歩いてみました】とかち帯広空港から国鉄広尾線幸福駅まで

先日北海道・十勝への旅に行きました。
今回は、最初から帯広行きと決めていたので、どこかにマイルの旅はお休みです。
というのも、この時期の北海道は気候が穏やかな絶好ののシーズンで、以前から計画をしていたのです。そこでまた、空港から最寄り駅までの徒歩の旅を敢行しましたので、よろしければお付き合いください。

帯広空港の最寄駅は?

とかち帯広空港の最寄り駅となると、勿論おび・・・?

26km!?

…いや、この地図を見ると間違いなく幸福駅が最寄りのようですね。

26km歩いたら日が暮れちゃいますので…そんなことするのはこの人たちくらいじゃないですか?

奥尻島から根室の納沙布岬まで800kmを徒歩で旅する「ブギウギ奥の細道 第二幕」でもこの幸福駅を訪れています。

この「ブギウギ奥の細道」旅の模様はDVDでご覧ください。

出発

9時50分、とかち帯広空港を出発です。

▲さすが十勝、空港前で牛がお出迎え。


▲ずっと直進して最初の交差点を右折します。

謎の建造物発見

やがて右手に妙な建造物が見えてきました。

▲ちょっと分かりにくいですがヨーロッパのお城のような。この先観覧車も見えました。

Googleマップを拡大すると、グリュック王国跡地とあります。どうやらここには以前テーマパークがあった模様。現在は廃墟となっているようですが、今回は先を急ぎます。

ひたすら真っ直ぐに


▲サルビアがきれいな交差点を左に曲がります。


▲あとは広大な北の大地をずーっと真っ直ぐ進みます。

到着

右手に目的地の幸福駅(跡)が見えてきました。

▲現在は交通公園として整備されています。気動車は車内も見学可能。


▲駅舎はきっぷを模したハガキで埋め尽くされています。
このハガキは売店で購入可能。スピーカーからはドラマ「なつぞら」の主題歌“優しいあの子”(スピッツ)が流れていました。

ルート

歩いたルートはこちら。北海道らしく真っ直ぐでシンプルなルートです。
ズームするとグリュック王国跡地の位置も確認できます。

時期:9月下旬
歩行距離:約6キロ
所要時間:約90分

まとめ

何度も利用している帯広空港ですが、徒歩で出たのは今回が初めてです。
今まで何度も通ったはずの道でグリュック王国の廃墟を見つけられたのは、徒歩だからこそ、でしょう。そして、十勝の広大さを実感しました。
幸福駅跡は公園として整備され、現役当時から縁起の良い名前ということで多くの人に親しまれています。鉄道ファンではない方も一度訪れてみてはいかがでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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