ヒルトンニセコビレッジへの新千歳空港から無料アクセス方法と宿泊記

先日大地震でやむなく一度延期した北海道旅行に行ってきました。まず向かったのは、前身のプリンスホテル時代を含め初宿泊となるヒルトンニセコビレッジです。

新千歳空港からニセコまでは一般道で100km超の距離があり、鉄道だと札幌、小樽を経由して大きく迂回し行くことになるのでさらに遠くなります。(ニセコ駅と倶知安駅からはホテルの無料送迎バスが通年運行されています)

今回はニセコまで最短且つ楽に、しかも条件を満たせば無料になるアクセス方法のご紹介と、ヒルトンニセコビレッジの宿泊記です。

無料アクセス手段とは

冬季と6~9月はニセコビレッジと新千歳空港を結ぶ予約制のエアポートリムジンバスが運行されています。
通常は有料ですが、ヒルトンオナーズのシルバー会員以上なら無料で利用できるのです。

正確な運行日と発着時間はホームページで確認の上、ヒルトンニセコのコンシェルジュデスクに電話して予約してください。

それと予約に際して以下の注意点があります。

    • 4日前までに予約が必要
    • 3日前からキャンセル料が発生
    • 予約なしの場合当日空きがあれば乗車可能(ただし4日前の時点で予約ゼロの便は運航しない)

なおバスとありますが、予約人数によって車種は変わります。この時期は元々閑散期の上、地震直後ということもあり定員6名のワゴン車でした。

所要時間2時間強の長丁場となりますが、途中で伊達(大滝区)の道の駅のような施設に寄ってトイレ休憩があり、買い物も可能です。

通年運行ではないのがちょっと残念ですが、札幌や小樽に寄る必要がなければ、これが最良最速の手段でしょう。

他に中央バスが新千歳からニセコへ行く路線を運航していますが、こちらも季節限定の予約制で、ルスツ経由となるため3時間以上かかり、運賃片道2600円必要です。

客室から羊蹄山

さて、ホテルに到着してチェックインです。

まだ地震の影響が残っており、節電のため温泉とフィットネスジムの営業時間を短縮し、24時~朝6時まで休止しているとのこと。それ以外のサービスは全て通常通りに戻っていたため、大きな影響なく過ごせました。

客室は予約したツインヒルトンルームから上層階のプレミアム・デラックスファミリールームにアップグレードになりました。

窓から羊蹄山がバッチリ拝めるお部屋です。


窓からの眺め。羊蹄山と眼下に広がるゴルフコース。


無料でもらえる地元のミネラルウォーター2本と、メッセージカード、バナナブレッド。他にネスプレッソもあり。


洗面台は入り口付近に独立してあります。


お風呂はユニットバスで、トイレともども超狭いです。国内ヒルトン系では(全部見たわけではありませんが)最も狭いんじゃないでしょうか。プリンスホテル時代の設計でどうにもならないのでしょうけど。

その代わり、源泉かけ流しの温泉大浴場があるため迷わずそちらを利用しました。
大浴場は撮影不可のため写真がありませんが、露天風呂は眺めも良く、空いていたため、のんびり入ることができ快適でした。

朝食

2階にあるバー&グリル「メルト」が会場です。7時前に行きましたが、ゴールド特典の優先レーンを使うまでもなく、スムーズに入れました。

アサインされた席はオナーズ会員用のスペースのようで、団体客も多く混んでいた割には静かで居心地がよかったです。


窓から羊蹄山が見える席ですが、当日は朝日が眩しく、シェード越しに見ることに。


ライブキッチンで具を選んでオムレツを焼いてもらえます。


日替わりのミックスジュースがホテルのイチ押しのようで、ホテル公式SNSでも紹介されていました。個人的にもおすすめです。


北海道コーナーはバターコーンとお芋がありました。全般的にオーソドックスなメニューという印象です。

あとがき

スノーリゾートとして冬場は混雑しますが、この時期は空いていて、のんびり過ごすことができました。そのうえ、オナーズ特典でエアポートリムジンバスを無料で利用できたため、ホテルやニセコビレッジ内で食事をしなければ、リーズナブルに宿泊できます。

今回は時間的にあまりホテル周辺やニセコ駅周辺の散策ができなかったのですが、夜は静かで星空がきれいに見え、温泉大浴場も快適でした。

温泉と景色以外はそれほど特記することはなく、例えばエグゼクティヴラウンジが無かったり、設備的にも多少見劣りするかもしれません。それでも不満はなく、何より居心地がよかったため気に入りました。

今回はここまでです。
北海道の旅はまだ続きますのでよろしければお付き合いください。
では、また。

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