さて、今回は非常に賞味期限の短い記事を書きます。
2024年1月中限定で、JAL「どこかにマイル」の「本来はできないけれども、期間中は特別にできること（裏ワザ⁉）」として、1月中に3月搭乗分のどこかにマイルを予約する方法を紹介します。
どういうこと？
1月末までの限定ということで、感のいい方は気づかれたかもしれませんが、これはJALが実施している、日本航空516便と海上保安庁機の衝突事故に伴う航空券の特別対応で可能となっているものです。
全ての運賃（特典航空券を含む）が対象になるため、どこかにマイルの場合も、例外なく特別対応の対応を受けることができ、通常はできない、変更・払い戻しが可能ととなっています。
裏ワザはこの特別対応ルールを利用することによって可能なので、このワザが使えるのも期間限定という訳です。
特別対応の概要
1月末まで実施されているJAL国内線航空券の特別対応の概要は以下の通りです。
- 2024年1月31日（水）までに手続きが必要（1月の予約便の場合は出発時刻20分前まで）
- 2024年3月31日（日）までのJALグループ全便が対象
- 変更、払い戻しの手数料は不要
- 30日以内の便への変更が可能
特別対応の「どこかにマイル」に関わること
それでは、どこかにマイルの場合、特別対応で具体的にどんなことが可能になるのでしょうか。
- 搭乗日の変更 →最大30日先に変更できる
- 時間帯の変更 →早朝便、深夜便などを引いた場合でも利用しやすい時間帯の便への変更が可能
- 行き先の変更はできないが、キャンセルして再申し込みすることはできる
以上の事から、申し込み時に希望の日、時間帯にお目当ての候補地が出なかった場合でも、他の日時で申し込んで後から変更（空席がある場合に限る）ということもできますね。
裏ワザの手順
では、本題の裏ワザについて。
どこかにマイルの申し込み開始は往路1か月前の同日からですから、通常は1月中に往路3月出発便は申し込めません。
ところが「搭乗日を30日先に変更できる」という特別対応ルールを使うと、まず2月出発の便を予約しておき、その後30日先までの便に変更する、ということで3月の便予約が可能になります。
往路2月28日の便を申し込めるのは1月28日からです。搭乗便決定から手続き期限までが非常にタイトなので要注意（下記「注意点」の項参照ください）。
手順としては、
- 2月の便をどこかにマイルで予約する
- 搭乗便確定後、1月31日までに特別対応ルールを使って3月の便に予約変更する
以上です。
注意点
どこかにマイルの場合はWEBやアプリで変更・キャンセルができないので、JALの国内線予約に電話するか空港カウンターなどで手続きする必要があります。
ということは、国内線予約電話の営業時間（20時まで）を意識する必要があります。（キャンセルの場合のみ払い戻しフォームからも手続き可能）
そして、どこかにマイルは申込から搭乗便決定まで最大3日かかるので、搭乗便決定が2月にずれ込んだ場合は特別対応を受けることができなくなってしまいます。
ということは、1月31日にどこかにマイルを申し込んでも、搭乗便決定は翌日以降になるのでアウト。
申し込み翌日に搭乗便決定することも多々ありますが、その保証はないので、確実なのは1月28日までに申し込んでおくことが重要です。
あとがき
マイルを使ってお得に飛行機に乗ることができる分、通常はいろいろと制約が多いどこかにマイルですが、JALの「神対応」で1月末までは変更・払い戻しが可能となっています。
今回の特別対応は、痛ましい事故に伴うものですし、その前はコロナ禍によって実施されました。
そのため、このような特別対応の機会が度々あるのは本来好ましい事とは言えないでしょう。ただ、本来1月4日に予定されていた「2024新春！JALお年玉企画」は事故の影響で見送りになってしまいましたし、3月の国内線タイムセールを利用される予定だった方もいらっしゃるかと思います。
そこで、3月にJAL国内線にお得に乗るための方法として、2月搭乗分のどこかにマイルを特別対応ルールで3月に変更する、という方法を紹介しました。1月末まで残り僅かですが、旅行計画の参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
