【コロナ特別対応】JALとANAそれぞれの期限切れマイルに対する救済策

マイルの有効期限が迫っているのに、コロナの影響でマイルを使って旅行に行くことができずに困っている方も多いと思います。

マイルの使い道は特典航空券以外にもありますが、できるだけお得な交換先となると、やっぱり航空券になってしまいますよね。

言い方を変えると、提携先のポイントに移行したりするのは、ちょっと損…と思われるのではないかと思います。(旅行に行かない方など価値観は人それぞれだとは思いますが)

そんな方のために、現在JALとANAはコロナウイルス特別対応の一環で、期限切れとなるマイルや「e JALポイント」/「ANA SKY コイン」の救済策を発表しています。

JALとANAではその中身がちょっと違いますので、本記事でまとめました。

JALの対応

    1. 期間中(2020年3月26日~12月31日)に事前登録が必要
    2. 有効期限を迎えたマイルは、e JALポイントに変換され積算される(1マイル=1.5e JALポイント)
    3. 有効期限を迎えたe JALポイントは、同数のe JALポイントが積算される
    4. e JALポイントは事前登録した翌月下旬ごろに積算され、積算日から1年後の同月末が有効期限
    5. 一度事前登録すれば、対象期間中に有効期限を迎えるマイルおよびe JALポイントはすべて、特別対応の対象となる

つまり、事前登録をしなければ救済されずに期限切れになってしまうので注意が必要です。
詳細や事前登録はこちらから。

ANAの対応

    1. 期間中(2020年3月31日から2021年2月28日)に有効期限を迎えるマイル・ANA SKY コインは2021年3月31日まで有効期限を延長
    2. マイル・ANA SKY コインは一度失効し、翌月下旬頃に2021年3月31日の有効期限として同数のマイル・ANA SKY コインを積算

ANAは申請不要で、すべての会員が救済対象となります。
詳細はこちらをご覧ください。

両社の比較

JAL ANA
申請 必要 不要
期限切れマイルの扱い e JALポイントに変換(1マイル=1.5ポイント) 同数マイルを積算
期限切れポイント/コインの扱い 同数e JALポイントを積算 同数ANAコインを積算
延長後の期限 積算日から1年後の同月末 一律2021年3月31日

また、期間は今のところJALは2020年12月末まで、ANAは2021年2月末までとなっていますのでご注意ください。

裏技

JALの場合、期限切れのマイルはe JALポイントに変換されてしまうので、それでは困るという方もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、ちょっとした裏技を。
JALでは現在コロナウイルス特別対応により、搭乗日が2020年4月末までの国内線全便について、マイルを使った航空券を手数料なしで全額払い戻す対応をしています。その際に払い戻されるマイルは有効期限が36か月後の月末になるのです。(終了しました)

<おともdeマイル割引・どこかにマイルをご利用の場合>
 取消/払戻手数料をいただかずマイルや運賃の払い戻しを承ります。
 お手続きは、JMB会員専用国内線予約 にて承ります。

 ※マイルを払い戻す際は、すでに失効しているマイルを含めて、
  マイルの払戻時点から有効期限を36カ月延長します。

つまり、4月末までの便をマイルを使って予約(特典航空券、どこかにマイル、おともdeマイル)しておき、払い戻しをすると使った分のマイルが有効期限が延長されて返ってくるのです。

この裏技には最低でも、どこかにマイルの申し込みに必要な6000マイルが必要になりますが、以前ご紹介したモッピーなど、ポイントサイトを活用することで簡単に6000マイルを貯めることが可能です。

モッピー!お金がたまるポイントサイト

まとめ

ANAマイラーの方は何もする必要がありませんが、JALマイラーの方は、最低でも事前登録をしておかないと、期限切れのマイルやe JALポイントが無駄になってしまうのでご注意ください。

でも裏技があり、マイルの期限を約3年延ばすことも可能ですので、心配は無用です。

コロナが終息して落ち着いたら、またマイルを使って旅ができるように今のうちから準備をしておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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