先日の福岡行きの予定は台風直撃によりやむなく中止、予約センターに電話をしてキャンセルしました。
どこかにマイルのキャンセル方法は、他の航空券とは少し異なりますので、今回はその手順をまとめます。
通常はマイル返還されない
まずは、通常時の変更、取り消しについて確認しておきます。
- 日付・搭乗者・発着地・区間数などの変更不可
(取り消したうえで、再度申し込む必要あり) - 取り消してもマイルは払い戻されない
ということで、通常はキャンセルしてもマイルは全く戻ってきません。
悪天候時などの特別対応
続いて、悪天候や自然災害時についてです。
こちらが悪天候だから払い戻して欲しいと言っても、JAL側が運航に影響がある状況だと判断していなければ通常時の対応となりますのでご注意ください。
「運航に影響が見込まれる便」に指定されると、手数料なしで搭乗予定便の振り替え、または払い戻しが可能になります。(対象便かどうかの確認方法は次項で説明します)
なお、「運航に影響が見込まれる便」イコール欠航ではありません。
予め欠航や遅延、到着地変更などが見込まれる便ということで指定されます。
そのため、利用者側の選択肢としては、
- (飛ぶならば)そのまま予定通り搭乗する
- 振り替えして後日出発する
- キャンセルしてマイルを払い戻す
ということになります。
運航状況の確認
特別対応の手続きを希望する場合は、まずJALのホームページで運航状況を確認しましょう。そして、搭乗予定の便が「運航に影響が見込まれる便」として指定されているか確認します。
▲トップページからのリンクはこちら(PC画面の場合)
そして、出発地と到着地を選んで最新の運行状況を検索しましょう。便名の隣に*マークがついていれば対象便ということです。
▲台風当日の羽田~福岡線の運航状況。欠航/運航に関わらず全便が特別対応の対象となりました。
キャンセルの手続き
対象便であることが確認出来たら、キャンセル(もしくは振り替え)の手続きをしましょう。
どこかにマイルの場合は、ホームページ上ではキャンセルできないので、国内線予約センターに電話をして手続きする必要があります。(空港にいる場合はもちろんカウンターでもOK)
ところがこの予約センター、台風の場合などは当然ながらなかなか繋がりません。
原則としては搭乗便出発前までに予約取り消しする必要がありますが、電話が繋がらない場合や、早朝便などは予約センター時間外なので、その旨を伝えて出発後に対応してもらいましょう。
ポイント
ただし、払い戻し可能期間(もともとの出発予定日+40日)があるため、早めの手続をおススメします。
ポイント
つまり、有効期限間近のマイルを使って申し込んだとしても、払い戻し後に有効期限はリフレッシュされます。
操作日当日を含め3日以内に出発する便への振り替えは、ホームページ上で普通運賃を予約したうえで、当日カウンターで手続きすることが可能です。
また、変更可能期間(もともとの出発予定日+30日)内に搭乗する必要があります。
まとめ
どこかにマイルの払い戻しは、自分で運航状況をチェックしたうえで、予約センターに電話をしてキャンセルしてもらう、ということになります。
自己都合のキャンセルではマイルは戻ってきませんが、このようなイレギュラーケースはちゃんと戻ってきますので心配ありません。
それと当日電話がなかなか繋がらない場合でも焦る必要はなく、後日に対応してもらいましょう。ただし、期限はありますので忘れないように。
以上です。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。