どこかにマイルで計画した旅が北海道地震で延期に。必要な手続きは?

9月上旬に3回目の「どこかにマイル」で北海道旅行を計画していまして、搭乗便も確定し、ホテルも予約していたところ、出発の直前に大地震が起きて中止(延期)を余儀なくされました。

このようなケースでは予約していた飛行機やホテルはどうすればいいのでしょうか?

今回の実体験をもとにまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。

どこかにマイルで北海道旅行に

今回は北海道狙いということで、どこかにマイルで4か所とも北海道になる組み合わせになるように検索して<旭川、函館、帯広、新千歳>で申し込み、程なくして旭川に決定しました。
そしてホテルの予約も済ませ、ここまでは順調に進んでいたのですが…

北海道東部胆振地震が発生

出発数日前の9月6日に大地震のニュースが飛び込んできました。そして全道で停電し、しばらくは電力供給のめどが立たないとか。大変なことになりました。

実は目的地の旭川空港は非常用電源により地震当日も就航していました。そのため、予定通り旭川空港まで行くことは可能だったのです。

しかしJR北海道がほぼ全線で運転見合わせていることや、他の公共交通機関も麻痺をしていましたので、空港からの足がありません。

そして何より地震直後の混乱の中、観光に行っても迷惑になるのは目に見えていたため、飛行機とホテルのキャンセルをすることに決めました。

ホテルのキャンセル

まず、ホテル(2軒)に関しては元々前日までキャンセル無料のプランで予約していたため、Web上で通常通りキャンセル完了です。

もしキャンセル料が発生するプランであれば、Webではなく、予約センターに電話して対応してもらう必要があったのではないかと思います。

地震によるJALの対応

航空券に関してはまずJALホームページを確認したところ、地震による航空券取り扱いについて掲載があり、就航している旭川を含め、北海道各空港発着の航空券は全てキャンセル手数料なしで払い戻しか振り替え可能であることがわかりました。以下のどちらかを選択することになります。

    1. 払い戻し(手数料無料でマイルがすべて戻り、払い戻されたマイルの有効期限は新しくなり期限が延長される)
    2. 搭乗便の振り替え(今回の特別対応として、旭川空港に代えて9月19日(水)までは<女満別、釧路、帯広、新千歳>空港を発着する便への変更も可能

振り替えの場合の手続き

私はここで払い戻しをして旅行を白紙にするのではなく、振り替えを選択し、復旧の状況を見つつ北海道に行くことを考えました。

ところが、この時点でいつになれば電気や交通機関が復旧するのか全く見通しが立っていなかったため、便を振り替えるにしてもいつにすればいいか判断できません。

そこでJGC会員専用国内線予約センターに電話してその相談をしたところ、予約している便の取り消しをしたうえで、振り替え便の予約は後日で構わないとのことでした。これで払い戻しを選ばずに、旅行の再計画をすることができたわけです。

振り替え便の予約

その後、ライフラインと公共交通機関がある程度復旧し、観光地でも客の受け入れを再開していることが報道などで確認できたため、改めて北海道旅行を計画しました。

まず、振り替え便の予約のため再度予約センターに電話します。前回の会話がデータベースに残されているので、話はスムーズに進み、希望の日付と便名を伝え、空席があったため予約完了です。

なお今回の特別対応により、<女満別、釧路、帯広、新千歳>発着便にも振り替え可能だったため、往復旭川空港発着ではなく、行きは新千歳行きにすることにしました。

通常のどこかにマイルでは往復の発着空港が同じになり、行きに着いた空港に帰りも戻って来なくてはならないのですが、今回その縛りがなくなったのは大きなメリットです。

飛行機の予約はこれで完了ですが、当日空港ではタッチアンドゴーや自動チェックイン機を使うことはできません。有人カウンターへ行き、振り替え前の便名(もしくは予約番号)を伝え、搭乗券を発行してもらう手続きが必要となりますのでご注意ください。

あとがき

こうして仕切り直しの北海道旅行に行ってまいりました。
とはいえ、まだ地震から2週間余りでJR在来線は運航再開していない区間も多く、電力も復旧途上で節電が呼びかけられている状態です。果たしてどんな旅行になったのか、旅行記はまた追って記事にしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の地震で被害に遭われた方々に、謹んでお見舞いを申し上げます。

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