五能線の帰り道、板柳で途中下車してみたら、そこはリンゴの町でした

秋田~青森の旅行記最終回は、五能線の駅で途中下車して、知らない町を歩いてみた感想を書きたいと思います。

この日の予定

この日は秋田空港から羽田行き最終便で帰るため、青森を発って再び五能線経由で秋田に戻るのですが、リゾートしらかみに乗って終着の秋田駅に着いたら、あとは空港に向かうだけです。
それだと少し物足りないので、リゾートしらかみに乗る前にひとつ早い列車に乗り、どこかで途中下車して観光しようという予定を立てていました。

普通列車で途中下車

弘前に出て始発の五能線普通列車(深浦行き)に乗ったのですが、ここで誤算が。車内は学生とツアー客と思われる団体で、2両編成の気動車はほぼ満席だったのです。

仕方なくドア付近に立ったのですが、これで当初は比較的大きな五所川原か鰺ヶ沢まで乗車するつもりが、その気持ちがすっかり萎えてしまいました。そしてもっと手前の板柳駅で下車することにしたのです。

五能線沿線はどこで降りても初めての町ですが、板柳については名前も含めて本当に何も知らない町でした。駅は今年になって無人化されたようで、地元の人(多くは学生)が駅舎を出ていくと静寂が訪れました。

さて、この町には何があるのだろう…

板柳町について

町を歩いてみると、リンゴのオブジェクトが目に留まりました。


▲役場前の看板もリンゴですし、町章もリンゴの形をしています。


▲町中のお店ではリンゴ農家向けの商品が売られていました。

この板柳町に限らず、このあたりの津軽地方はリンゴ生産が盛んということで、とにかく「リンゴ推し」でした。

その他にも、りんごまるかじり条例が制定されていたり、リンゴリレーでギネス世界記録を達成しています。


▲岩木川の河川敷に出ると、「津軽富士」岩木山がきれいに見えました。リンゴ以外の風景もなかなか素晴らしいです。

カフェでアップルパイ

駅からほど近い、教会隣の素敵なカフェに寄り、ランチをいただきました。
食後にケーキセットも頼んだのですが、ケーキは数種類の中から選べたので、ここは当然アップルパイをチョイス。ホールのタルト型アップルパイを切り分けてもらいます。


▲ゴマの香ばしさとリンゴの甘酸っぱさががマッチして、すごくおいしかったです。ごちそうさまでした。


▲こちらのカフェ・イリスさんです。外観も素敵ですね。

まとめ

滞在したのは2時間程度でしたが、今回の旅ですごく印象に残った町ですね。何よりアップルパイがおいしかった。次はリンゴの花咲く季節に来てみたいです。

この後、再びリゾートしらかみで夕陽を満喫して今回の旅を終えました。
今回の旅を振り返ってみると、ほとんどが馴染みのない町で不安もありましたが、十分に楽しめました。本来のどこかにマイルの旅はこういうものなのかもしれませんね。

11回目のどこかにマイルの旅行記はこれにて終了です。
最後までお付き合いいいただきありがとうございました。

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