観光列車リゾートしらかみで、日本海の夕陽と絶景を満喫した乗り鉄旅

秋田の旅行記の3回目は、今回の旅のメインイベントと言ってもいい、観光列車リゾートしらかみの乗車記です。

リゾートしらかみについて

リゾートしらかみは秋田~弘前・青森を五能線経由で結ぶJR東日本の観光リゾートトレインです。
五能線は白神山地や日本海の風光明媚な海岸沿いを走る絶景で有名な路線で、リゾートしらかみの車両はこの景色を満喫できるように窓が大きく、絶景ポイントでは減速運転をしてくれます。

利用したきっぷ

五能線フリーパスを利用しました。
五能線全線(東能代~川部)と奥羽本線の秋田~東能代・弘前~青森のフリーエリアで、2日間乗り降り自由になるおトクなきっぷです。指定席券を別途購入することでリゾートしらかみにも乗車可能です。
通年発売されているので使い勝手がよく、1日当たりの価格は青春18きっぷより安いです。

乗車時間は5時間超

そんなリゾートしらかみですが、秋田から青森まで通しで乗ると、乗車時間は5時間を超えます。ゆっくり走ることに加え、途中駅で観光や列車交換(単線のため)で長時間停車するためです。

▲千畳敷駅では15分の停車時間があり、下車して海岸を散策することが可能です(1,6号は通過となります)。

それだけ長い時間乗ると、疲れてしまうのではないかと心配になりますが、座席間隔がゆったりしていて足元も広々しているので苦痛ではありませんでした。そして何より沿線の景色が美しいため、乗っていて飽きないです。

乗車時の留意点

リゾートしらかみは全車指定席なので、事前に指定席を購入しておく必要があります。(車内では買えません)

 リゾートしらかみ停車駅でも無人のため乗車券・指定券が買えない駅もありますし、有人駅でも窓口業務がお休みで買えない時間帯がありますので注意が必要です。

海が見える窓側に座るには「A席」をリクエストして買いましょう。当然A席から先に埋まってしまいますが、空いていない場合でも先頭車の展望室は誰でも利用することができます。

また2号車はボックス席でグループ旅行には最適です。ただ、ボックス単位での発売ではないので、少人数で利用すると相席になる可能性があります。

長時間乗車する場合は乗車前に食料などを買っておくといいですが、列車によっては車内でも買えますし、途中停車駅で買い出しに行くこともできるので、それほど困ることはないでしょう。

車窓から景色

スマホで撮ったもので、車内の蛍光灯が映り込んだりしてしまっていますが、実際は色もずっときれいです。この日は本当に天気に恵まれました。

▲白神山地の稜線がはっきりと見えました。


▲雲もなく、海も穏やかで夕陽のオレンジロードがきれいにできています。


▲この辺りでは徐行運転してくれました。

あとがき

5時間あれば新幹線のぞみなら東京から博多まで行けてしまう時間です。

近年は在来線昼行長距離列車も夜行列車もほとんどなくなってしまったため、私自身これだけ列車に乗るのは久々でしたが、とても快適に過ごすことができました。

もちろん時間があれば途中駅で降りて沿線の名所をゆっくり観光したかったのですが、それは次回にとっておき、今回はリゾートしらかみと五能線を完乗し、車窓の景色を満喫しました。

秋田から青森への旅行記は、寄り道もしたのでもう少しだけ続きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事
他にもこんな記事があります