タコライス世界一の町、沖縄県金武町にある発祥の店を訪ねてきました

2020年の旅始めは沖縄への1泊弾丸旅行でした。
今回はタコライス発祥の地、沖縄島中部にある金武(きん)町への旅行記です。

タコライスについて

タコライスは1984年に金武町にあった「パーラー千里」というお店で考案されたのが始まりとされ、その後パーラー千里は2015年に閉店してしまいましたが、元祖の味は同じ創業者によって経営されている「キングタコス」(通称キンタコ)というお店に引き継がれています。

キンタコは沖縄各地に店舗を展開しているので、金武町まで行かなくても食べることは可能ですが、今回は発祥の地である金武町の本店まで行って食べることにこだわりました。

金武町は町を挙げて「タコライスの町」をアピールしていて、10年前には世界一のジャンボタコライスを作り、ギネスに認定されました。もちろんキンタコ以外にもタコライスを提供しているお店がたくさんあります。

キングタコス本店へ


金武町に着いたのはもう夕刻で、他に目もくれずキングタコス本店へ直行です。

目立った混雑はなく、すんなりお店に入れました。券売機で食券を買うシステムで「タコライスチーズヤサイ」をオーダー。普通の「タコライス」だと、ライスの上にタコスミートが乗っただけのものになるので、注意しましょう。

タコライスはお皿ではなく、テイクアウトと同じプラスチック容器に盛られて、チリソースとトマトケチャップのボトルと一緒にトレーに乗って出てきました。そして2階のイートインスペースへ。

デカいです。

もう少し大きい容器に入れれば良さそうなものですが、この方が見た目がインパクトあるのでしょうね。最初からチーズやレタスがはみ出していて、こぼさずに食べるのは至難の業です。

金武町はタコライスの町である以前に、基地の町でもあります。元々はガタイのいい米兵用に安くてお腹いっぱい食べれるようにと考案されたものなので、普通の人には多過ぎる、という訳です。

何も考えずに今回は一人1個ずつ買ってしまいましたが、二人で1つをシェアした方がいいような気がします。

それで足りなければ、もう一つ注文するか、別のお店にはしごするとか、そんな食べ方でもアリなのではないかと思いました。

金武町へのアクセス

    1. 車の場合
    2. 沖縄自動車道で那覇インターチェンジから金武インターチェンジまで45分、名護からは許田インターチェンジから金武インターチェンジまで20分程度。

    3. 路線バスの場合
    4. 沖縄バス77番(那覇バスターミナル~名護バスターミナル)で金武または金武入口下車。那覇から2時間、名護から1時間程度です。

路線バスの1日乗車券がお得

今回は路線バスの乗り継ぎ旅をしたのですが、通常運賃は那覇から金武まで往復3000円弱かかります。そこで沖縄路線バス周遊パスという1日乗車券を使いました。

沖縄大手4社のバスが1日乗り放題で2500円、プラス500円でゆいレールの1日乗車券(通常800円)が付き、バスの乗車日とは別に発券から24時間有効なので、1泊2日の旅程なら初日にバス、2日目にゆいレールという使い方も可能です。

 県外からの観光客のみ購入できます。
高速バス(111番、117番)や空港リムジンバス、定期観光バス、コミュニティバスは利用できません。(152番イオンライカム行きは高速経由ですが利用可)

まとめ

今回は金武町まで路線バスで元祖のタコライスを食べに行ったというお話でした。

残念ながらあまり時間がなく、役場方面や海岸までは行けなかったのですが、基地ゲート前の独特な雰囲気は日本とは思えない、不思議な町でした。

レンタカー借りて高速で行けば早いですが、路線バスでのんびり島を巡るのも気楽でいいものです。

それと、キンタコのタコライスはボリュームが多いので。よく考えて注文しましょう。

今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。

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