前回に引き続き、どこかにマイルの期間限定3択キャンペーンを取り上げます。
4択のままなら6000マイル、3択にすると8000マイル必要になるので、やみくもに利用しては追加分のマイルがもったいない、ということになります。
今回は、どういうケースで2000マイル追加して3択にするのが効果的か、ということについて考えてみましょう。
必要マイルの比較
まずはJALのマイルを利用した特典航空券類の必要マイル数(往復または2区間)をおさらいしておきましょう。
サービス | 必要マイル数 |
---|---|
どこかにマイル(4択) | 6000 |
どこかにマイル(3択キャンペーン) | 8000 |
特典航空券A区間(JALカード割引) | 9500 |
特典航空券A区間(ディスカウントマイル) | 10000 |
特典航空券B区間(JALカード割引) | 11500 |
特典航空券B区間(ディスカウントマイル) | 12000 |
特典航空券A区間 | 12000 |
特典航空券B区間 | 15000 |
特典航空券C区間 | 20000 |
※2019年12月21日~2020年1月5日を除く
※路線により対象搭乗期間が2020年1月31日までとなるため注意!
※JALカード会員はさらに往復で500マイル割引になる「JALカード割引」を利用可能(片道利用不可)
C区間:宮古、石垣、久米島(夏期のみ運航) ※ディスカウントマイル対象外
B区間:上記A,C区間以外
3択キャンペーンでも、他の特典航空券よりは少ないマイルになるので、行先にこだわらなければお得ですね。
でも行先にこだわらないのであれば、4択の6000マイルの方がさらにお得ですし、行先にこだわるならディスカウントマイル期間中はあと4000マイル(JALカード会員なら3500マイル)追加で大部分の路線に乗れちゃいます。
そんな微妙なマイルが必要などこかにマイルの3択キャンペーン、次項ではさらに具体的なケースごとに考えてみます。
ケースごとの利用おすすめ度
- 絶対に沖縄に行きたい場合
- 検索に時間をかけたくない場合
- 絶対に行きたくない所を除外する
- ローカル空港狙いで主要空港を除外する
- 宮古・石垣狙い
- 奥尻島に行きたい場合
- 8000マイルしかない場合
- 絶対に行きたい場所がある
- 行先にはこだわらない
前回の記事で解説した、100%の確率で沖縄(那覇、宮古、石垣)に行きたい場合です。(東京発限定)
これは4択では実現できないことなので、マイルを惜しまずに是非利用しましょう。
検索で4つ揃えるのと、3つ揃えるのでは時間と労力が大きく異なります。
例えば北海道に絶対行きたい場合は通常は4つ揃えなくてはなりませんが、2000マイル追加することによって3つ揃えるだけで済むようになります。時間のない方には特にお勧め。
検索でお気に入りのところが3つ揃ったけど、残りの1つが行きたくない場所で、再検索してまたその3つを揃えるのが大変…なんていうケース。やはり時間のない方にはお勧めです。
便数や座席数の関係から主要空港(東京、大阪、新千歳、福岡、那覇)よりローカル空港が当たる確率は相対的に低くなります。そのため、ローカル空港狙いの場合は主要空港を候補から除外するのが効果的です。ただ、検索で4つローカル空港を揃えることも可能なので、2000マイルを使うべきかは微妙です。
那覇には行ったことがあるのでけれど、離島はなかなか行けないのでこの機会に行ってみたいという方。3択にしても外れるリスクはありますが、ディスカウントマイルの設定がなく、常時20000マイル必要な路線なので、イチかバチか狙ってみる価値はありそうです。
この場合、他の候補地には那覇を含め主要空港を入れないようにしましょう。
同時期に行われている1000マイル追加で奥尻島に行けるキャンペーン。函館空港を当てるにはかなりの運が必要なので、3択にした方がいいでしょう。合計9000マイル必要ですが、もし東京~函館~奥尻と乗り継ぐと、通常は27000マイル必要です。
8000マイルしかなくて特典航空券には届かない場合。どこでもいいなら4択でいいと思いますし、絶対行きたい場所があるなら3択にしてもリスクがあるので、あまりお勧めしません。
この場合は、どこかにマイルだと3択でも4択でも確実に特定の空港を当てる方法はないため、素直に特典航空券を利用しましょう。
それならば、どこかにマイルの4択で十分なので、3択にする必要はありません。
まとめ
今回は、どこかにマイルの3択キャンペーンで2000マイルを追加する価値があるかどうかをケースごとに解説しました。
どこかにマイルは、検索で好きな候補地を揃った達成感と、申し込んでから候補地が決定するまでのワクワク感が醍醐味といえるのですが、忙しいとなかなか検索に時間をかけられないと思います。
つまり、3択にすることで一番のメリットは検索が簡単になり、時間を節約することができるということでしょう。2000マイルで時間を買う訳ですね。
これにより利用のハードルが下がったため、まだどこかにマイルを利用したことがない方には特にお勧めしたいです。一度候補地を検索してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。