今年もあとひと月足らずとなりました。
新年の初日の出を見に行かれる予定を立てている方もいらっしゃるかと思いますが、毎年各航空会社でも初日の出を空から見るためのチャーター便が運航され、人気を博しています。
この2020年初日の出フライトツアーは値も張る上に、すでにJALの羽田・成田発着は完売していますね。
そこで今回は、JALの通常の便に乗って初日の出を見ることは可能か、さらに、どこかにマイル使ってその便に乗れるか、ということについて考えてみたいと思います。
日の出を見るには
東京地方の1月1日の日の出時刻は6:49頃です。
スカイツリーの展望台など、高いところになればその分日の出が見られるタイミングが早くなるので、飛行機の機内からだとさらに早くなることになります。
そのため、遅くとも6:40までには離陸する便でないと、日の出を拝むことは難しいでしょう。
ということは、飛行機はドアが閉まり、駐機場を離れ、滑走路に向かって離陸するまでに20分以上見た方がいい(羽田空港は広いため、滑走路までもその分時間がかかる)ので、遅くとも6:20発までの便には乗りたいところです。
それに該当するのは、
- JAL593便(6:10発新千歳行き)
- JAL303便(6:15発福岡行き)
- JAL901便(6:15発那覇行き)
以上の3便だけですが、このうち、福岡行きと那覇行きは西へと向かう便のため、羽田を離陸し旋回が終わると朝日に背を向けて飛ぶことになり、窓からは見えない可能性が高いです。
つまり、初日の出を見ることができるのは、新千歳行きのJAL593便、これしかありません。
どこかにマイルで検索してみた
2019-2020年の年末年始は、どこかにマイルの利用制限期間にはならなかったため、2020年の元日でも利用が可能です。
早速検索してみたのですが、1月1日の出発時間 05:00~08:59で検索すると、新千歳は候補に現れません。
ということは、残念ながらどこかにマイルで元日のJAL593便に乗ることは不可能です。
でも記事を書いている時点ではまだ満席にはなっていませんので、特典航空券や他の運賃なら搭乗することはできそうです。
そして予約の際には事前座席指定で、窓側のアルファベットKの席を選びましょう。(左側の窓側A席だと太陽とは反対側になってしまいます)
もしK席が全く指定できない(空いていない)場合も、こまめにチェックすることで空きが出たり、当日空港でリクエストすると事前には指定できない席をアサインしてもらえる場合があるので、諦めずに確認することが重要です。
他の注意点
JAL593便に乗るとなると、6:15発の超早朝便なので、空港アクセスには注意が必要です。
特に保安検査場通過の締め切り時刻が先日15分から20分前に早められたため、593便の締め切り時刻は5:55ということになります。
大晦日から元日にかけて、鉄道は終夜運転を実施する路線もあると思いますが、それほど本数は多くないはずなので、事前のダイヤの確認をして、余裕をもって着くようにしましょう。
車やバスの場合も、初日の出や初詣客による交通量の増加を考慮して普段よりは時間に余裕を見た方がいいでしょう。
まとめ
今回はJALの国内線定期便で2020年の初日の出を見るための方法について考えてみました。
もちろん、座席の位置や、当日の天候、遅延などによって必ず見れるとは限りませんのでご注意ください。
残念ながら、どこかにマイルでの予約はほぼ無理ですが、それ以外の運賃なら今のところ余裕がありますし、初日の出を見るという目的だけならJALにこだわらず、他社の便で探してみるのもいいかもしれませんね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。