「ノザキのコンビーフ」缶変更で、クルクル消滅の危機は沖縄が救う!?

先日、野崎(ノザキ)のコンビーフの缶が変更になり、もう「クルクル」と開けることができなくなってしまう―。そんなニュースが飛び込んできました。

でもクルクルして開けるのはノザキのコンビーフだけではありません。

沖縄でよく食べられているランチョンミート、いわゆるスパム缶でも一部にこのタイプの缶が存在するのです。

今回はこのランチョンミートの缶詰めについて記事にします。

スパム缶とは

俗に言われているスパム(SPAM)はホーメル社(アメリカ)の商品名で、一般の名称はランチョンミートと言います。

ソーセージの肉を腸詰めにせず缶詰めにしたものと考えていただければOKです。

沖縄ではこのランチョンミートのことをポークと言います。豚肉以外のものが使われていてもポークなのです。

そして、ポーク玉子や、おにぎり、チャンプルー(炒め物)などにしてよく食べられています。
▼ゴーヤチャンプルーにも使われています。

わしたポーク

ランチョンミートでSPAMの他にもう一つ有名なのが、デンマーク産のTULIPです。

つまり流通しているランチョンミート缶の多くが海外産ということになりますが、私が良く食べているのは国産品の「わしたポーク」です。

わしたショップを展開している沖縄県物産公社が販売し、製造は中城村の沖縄ホーメル社です。(沖縄ホーメル社は名前からもわかるようにSPAMのホーメル社と資本・技術提携をしています。)

そして材料の豚肉は沖縄県産品を使用と明記されています。

また、その他の原材料に黒糖や鶏肉も使われていることと(先述の通り、沖縄では豚肉以外が使われていてもポークなのです)、化学調味料・結着剤・発色剤不使用(無塩せき)であることが特徴です。

ポイント

SPAMやTULIPも化学調味料は無添加で、TULIPには発色剤無添加のタイプも存在します。

そして肝心の缶の開け方ですが、TULIPとわしたポークがノザキのコンビーフ同様のクルクル開けるタイプになっています。これならノザキのコンビーフの缶が変わっても安心(⁉)ですね。
▼TULIP缶

▼わしたポーク缶

▼残念ながらSPAM缶はクルクルではありません

非常時の備蓄食料に

ランチョンミートの缶詰めは加熱調理済みのため、再加熱せずにそのまま食べることが可能です。また長期保存も可能なため、災害時の非常食としても重宝すると思います。

もちろん、クルクル開けることができる缶なので、缶切りが無くて開けられないということはありません。

入手方法

わしたショップでは、レギュラータイプの「わしたポーク」のほか、チーズの入った「わしたチーズポーク」と唐辛子の入った「わしたスパイシーポーク」が購入できます。

また、わしたショップ以外でも、レギュラータイプの「わしたポーク」なら成城石井やサミットで取り扱いがあることを確認済です。

ポイント

私の知る限り、サミットの缶詰め割引デーに買うのが最安で手に入れる方法です。

近場で売っていない、という方は大手ネット通販でどうぞ。

まとめ

クルクル開けられるのはノザキのコンビーフ缶だけではなく他にも存在するということで、その中から沖縄県産のランチョンミート缶詰め「わしたポーク」をご紹介しました。

缶の開け方よりも、日常食としても非常食としても便利だということの方が実は重要です。

日ごろから食べていれば、家のストックを意識するようになって、災害への備えにもなりますし、非常時には、食べ慣れないものより、普段食べているものが食べれた方がストレス軽減にもなるはずです。

というわけで、この機会に「わしたポーク」をはじめ、ランチョンミートを使って簡単な料理をしてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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