今回はどこかにマイルを使っての旅を予定していたら、希望の行き先が出てこないため、使うことができずに計画の変更を強いられたというお話です。
まあ、いつもうまくいくとは限らない失敗談と捉えて、ご参考にしていただければと思います。
当初の計画
6月第二週の週末に札幌に用事があるため、どこかにマイルを使って行くつもりでいました。
以前ご紹介した、「必ず北海道に行ける方法」を使えば5割以上の確率で新千歳が当たり、仮に外れて他の道内空港になったとしても、観光がてら札幌往復をすれば、今回も消費マイルを抑えてお得に旅行ができるとタカを括っていたのです。
ところが、申し込み可能な1か月前になり、何度候補地の検索をやり直しても、一向に新千歳が出てこないのです…。
特典航空券の空席状況は?
どこかにマイルの候補に出てこない路線は、満席かそれに近い状態でどこかにマイルの枠が残っていない状態(最初から設定されていない場合もある)と考えられます。
そこで、まずはJALのホームページで特典航空券の空席照会カレンダーで状況を確認してみました。
すると、ほとんどが◎:空席便あり(3便以上)で、一部の日が〇:空席便あり(1~2便)となっているので、一見して空席がありそうです。
ところが、便ごとの詳細表示を見てみると、行きは土日の昼過ぎまでが満席、帰りは日月の朝早い時間以外はすべて満席でした。
このようにほとんど満席でも空席照会カレンダー上では1~2便空席があれば〇、3便に空席があればすべて◎と表記されてしまうので、羽田~新千歳のように便数が多い路線では実態とかけ離れた表記になることがあるというわけですね、注意が必要です。
なるほど、これでは候補地に出てこないわけです。この時点で今回どこかにマイルを使うことは諦めざるを得ませんでした。
代替手段は?
どこかにマイルの予約ができるのは1か月前になってからなので、すでにウルトラ先得などの格安運賃は期間外となり予約できません。
次に通常の特典航空券も検討しましたが、ディスカウントマイルの期間が北海道方面は5月末までで、6月は西日本方面のみしか適用されないため、どこかにマイルと比べるとかなり割高感を感じてしまいました。
結局、宿とセットのダイナミックパッケージを使うことに。札幌は宿泊施設が多いせいか、リーズナブルな値段で予約できたためです。
満席の原因は?
そもそも、なんで今回こんなに満席なのか、という疑問ですが、ほぼ間違いなく、これの影響でしょう。
昨年は5日間で参加者27000人、観客は192万9,000人だそうです。いまや札幌初夏の巨大イベントですね。
まとめ
どこかにマイルを使う予定がある場合、特に狙った行き先がある時は、そこで大きなイベントがないかを事前に調べておく重要性を思い知らされました。
札幌であれば、今回のYOSAKOIソーラン祭りに限らず、2月のさっぽろ雪まつりでも同じ状況になって、その時期どこかにマイルは使いづらいと思います。
そのような場合、予め日程が決まっているのであれば、どこかにマイルを当てにせずにウルトラ先得などで予約をしておいた方が、後で苦労をせずに済みますよ、というのが今回の結論です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。