直前まで運航スケジュールが分からない嵐ジェットに確実に乗るには?

前回は嵐ジェットのスケジュールについてまとめました。

スケジュールが分かれば空港に嵐ジェットを見に行くことは容易いでしょう。
でも嵐ジェットに乗ろうと思ったらハードルはかなり上がります。

どうすれば確実に乗れるのか、というのが今回の主題です。さらに、できるだけ安く乗る方法についても考えたいと思います、

なお、この記事は2019年12月から2020年1月6日までのJAL国内線スケジュールに基づいてまとめています。

運航スケジュールのおさらい

大事なことは、どの便が嵐ジェットで運航されるのか、ということは前日になるまで分からない、ということです。

前々日までに予約する場合は、エアバスA350型機で運航される便を予約しておけば、運が良ければ嵐ジェットに当たる可能性があります。

現在JALはA350を4機所有しているため、単純確率は25%、さらに何らかの事情で直前にシップチェンジ(飛行機の変更)が行われる場合もあるので、実際の確率はそれ以下ということになります。

ポイント

12月の31日間で、嵐ジェットが通常のパターンで運航せずに便数を減らした日が3日、まったく飛ばなかった日が1日ありました。

A350運航パターンは4つあり、そのうちの一つが毎日ランダムで嵐ジェットに割り当てられます。前日夜に福岡空港に駐機するパターンの場合は翌朝の福岡発パターンになることが確実なため、その場合のみ前々日に先読みすることができます。

2019年12月から2020年1月6日までの、嵐ジェット運航履歴や、A350の4つの運航パターンはこちらの記事でまとめていますので、ご覧ください。

予約方法を考える

最も確実に予約する方法は前日まで待って、嵐ジェットが使われる便を確認したうえで予約をすることです。

もう一つは、予約変更可能な運賃で前日より前にA350が使用される便を予約をしておき、前日にスケジュールを確認して、必要に応じて変更する、という方法です。

いずれにしても、メリットとデメリットがありますので、それぞれまとめます。

前日に予約する場合

出発前日に予約できる運賃は限りがあり、先得などの早期割引運賃は利用できません。

前日予約可能な運賃の中で安いのは特便割引1ですが、繁忙期は前日までに満席となってしまうこともあります。

それに特便割引は、

    1. 予約変更不可
    2. 搭乗日当日、出発空港において空席がある場合でも便の変更は不可

というルールがあるため、当日のシップチェンジには対応できないのが難点です。

宿泊を伴う場合は、JALダイナミックパッケージも選択肢になりますが、上記特便割引と同じデメリットがあります。

予約変更前提で事前に予約する場合

A350が使われる便を事前(出発前日よりも前)に予約しても、嵐ジェットが当たるのは4分の1ですから、4分の3は予約変更を余儀なくされます。

つまりは、予約変更できることが必須なのですが、予約変更可能な運賃は変更できない運賃と比べると総じて高くなります。羽田~福岡線だと片道4万円超となってしまいます。

価格がネックですが、当日のシップチェンジにも予約変更で対応できるため、より確実に乗りたい方はこちらも検討してみましょう。

おすすめは特典航空券

先にご紹介した方法よりもおすすめなのが、JAL国内線特典航空券を使う、ということです。つまり、マイルを使い無料で飛行機に乗るということですね。

これなら、変更希望便出発日の前日まで、かつ元の予約便の出発時間前まで変更ができます。

つまり、当日シップチェンジで予約便が嵐ジェットではなくなってしまったら、その日は止めて翌日以降の便に変更することができるのです。(変更の回数制限や手数料はありません)

羽田~福岡の片道ならディスカウントマイル期間中(2020年2月29日まで)6000マイルで交換可能です。

 ディスカウントマイルで発行した特典航空券は、期間外(羽田~福岡の場合は3月以降)への予約変更はできないのでご注意ください。

JALのマイルを全く貯めていない人でも、6000マイルくらいなら結構簡単に貯める方法があるので、それはまた後日記事にしますね。
記事を追加しました。

そのほかの運賃

当日空席がある場合には、スカイメイト(満12歳以上26歳未満)、当日シルバー割(65歳以上)というともに年齢限定の運賃が使えます。

また、2~4名で乗る場合は「おともdeマイル」が使えます。
グループの1名が往復10000マイルで乗り、その同行者は同一行程(単純往復)を割引運賃で乗れるというものです。

自分がマイルを持っていなくても、家族や友達に持っている人がいれば一緒に乗ることでその恩恵にあずかることができるというわけです。

4日前まで予約可能で、予約変更不可ですが、搭乗当日空席があれば、出発空港で予約便より早い便に変更することが可能です。

ということは、予約の際は一番遅い出発のA350の便を予約しておくことで、当日早めに空港に行って嵐ジェットの便に変更してもらう、ということが可能になります。

 勿論、当日空席がなければ変更できないので、連休などの繁忙期は避けましょう。

今のスケジュールでは羽田~新千歳は嵐ジェットが飛ばない日があるので、毎日飛ぶ予定の羽田~福岡線で予約するのも重要なポイントです。

まとめ

今回は嵐ジェットに乗るための方法をいくつかご紹介しました。

特便割引1は前日予約可能な割引運賃ですが、当日急に嵐ジェットでなくなってしまった場合は変更対応ができないので注意が必要です。

おすすめは特典航空券ですが、該当者であればスカイメイト、同行者がいれば、おともdeマイル、お金があれば普通運賃などの変更可能な運賃で検討すると、ほぼ確実に乗れると思います。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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